サンサンCafeは、豊田市則定町（足助地区）の、まごころ市場の横にあります。（株）なすびの会が運営しており、障害がある人たちが自立し、楽しく仕事ができる場所となることを目指してオープンしたカフェです。

 広いカフェはまだできていないのですが、事務室として使おうと思っていた６畳ほどのスペースをリフォームしてカフェにしました。

将来は作業所を作り、いろいろな作業をしていきたいと思います。そして、サンサンCafeの規模も広げ、障害のある方もお店で働けるようにしていきたいと思います。

なすびの会は月に２回、日曜日に、障害のある人たちに来てもらってサンサンファームという畑で、有機肥料、無農薬で野菜を育てています。その野菜は市内の喫茶店や直売所で販売し、地域の一員として生きる場所になっています。

また、竹パウダーを作っています。地域の竹林の整備を兼ねて、竹の切り出してやっています。みよし市のカノンコーヒーさんを通じて販売もさせていただいています。土壌改良の効果があって、農家さんにお使いいただいております。

ファームで作っているショウガのご縁もあり、みよし市のカノンコーヒーさんが、全力で私たちのカフェをサポートしてくださったので、サンサンCafeをオープンすることができました。

足助には、障害がある方々がフルで働けるような場所がありません。なすびの会のメンバーさんも働きに行っておりますが、高校を卒業して市街の事業所へ、１時間以上かけてバスに乗って通っています。そのため、いただいたお給料は交通費で消えてしまいます。

これではいけないと思って、２０１３年に足助中学校の特別支援学級の保護者の方々といっしょに、なすびの会を設立しました。足助で暮らす障害のある方々が、正社員として働ける場所を足助に作るために活動しています。

なすびの会の最終目標は、グループホームを足助に作ることです。